日和見アカデメイア

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「嫌われる勇気」を読んで

 今日の岩手県は雨が降ったり、晴れたりを繰り返す忙しい天気でした。そんな中、午後から自由な時間があったので前々から購入していて読んでいなかった岸見一郎氏と古賀史健氏の著書である「嫌われる勇気」を読み進めてみました。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

  

 この本の中で「アドラー心理学は常識へのアンチテーゼ」と書かれていたのを見て、確かにその通りの理論といいますか、考え方だなぁと驚きの感情を味わいながら読み終えました。

 

 まさしく今の僕はアドラーの言う「人生の嘘」で人生のタスク(課題)から逃げ続けている人間であることが明確に理解できました。僕自身、「もっといい家庭に生まれていれば家庭教師とか使っていい大学にも行けたのかなぁ。お金持ちだったらエリートコースの道を進めたのかなぁ」などフロイト的な原因論的な考えを根底に持っていましたがアドラー的な目的論の考え方をこの本で知って変われる勇気を持つことの大切さを知ることができました。僕自身、優劣コンプレックスを用いて「家が裕福だったら僕はもっと有能な人間に成長できた」などと人生の課題から目をそらしたかったのかなぁと自己反省しています。

 

 この本で得られた知識の鍵は今の塞ぎこんだ自分を開ける鍵になってくれるような気がしています。この鍵を無駄にしないためにも今から自分ができることをしっかりやり遂げていきたいと考えています。