日和見アカデメイア

ゆるく書いていきます!

教養とはなんだろうか

 頭いい人が好きな女子は多い。反対に理解してくれて受け入れてくれる女性がいいという男子も多い。この二つに共通しているのは知性だ。では知性とはなんなんだろうか。純粋に偏差値の高い進学校からエリート大学に進んだ人のことか?社会的地位が高い人?はたまた哲学者のことだろうか。この教養に関する僕の疑問は尽きることがない。

 

 はっきりいって僕自身は知性の欠片もない。感情的だし理性的にモノを考える習慣も頭の回路には定着していない気がする。それでも過去の哲学者が書いた本には非常に興味があったり、思想の本や社会学の本など読み漁るなかなか変わり者の人間だと思っている。「勉強はできないし生産性もないけど学問は大好き」という変な奴が僕だ。

 

 こうゆう変わり者の僕が考える知性とは他者を認められる力だと考える。世の中は自分と行動も意思も違う社会的存在である人間との関わりでできている。その違った存在を受け入れる余裕がある人を「知的な人だなぁ!」といつも感じるのだ。人間はどうしても自己中心的に行動してしまうものだ。なのでバイアスがかかった見かたで世の中を見てしまう。「◯◯系な人はダメだ!」「最近の若者は…」みたいな。そのバイアスを人間なら誰しも持っているものだがその偏りを考慮しつつ他者を受け入れ尊重する人を僕は知的な人だと感じてしまう。そうゆう人は意外と身近にいるもので学歴も職歴も普通の人だったりする。そうゆう人を日々リスペクトして毎日を楽しく生きていくヒントを盗んでいきたいと僕は考えている。